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2026年7月5日(日) 京都市立京都堀川音楽高校音楽ホール 京都黒笛音楽隊 <昼公演> 13:30開演 <夕公演> 17:00開演 座席:自由 |
京都黒笛音楽隊のサマーコンサートに初めて行きました。毎月2月開催の「クラリネットコンサート」(第14回、第17回)に加えて、夏にサマーコンサートを開催しています。今回のサマーコンサートは昼公演(13:30開演)と夕公演(17:00開演)の1日2公演に初挑戦。昼公演と夕公演では、演奏曲が一部異なりました。せっかくなので両公演とも聴くことにしました。
本公演は入場無料ですが事前申し込み優先で、6月1日からGoogleフォームで申し込み開始。昼公演はなんと即日で予約で満席になりました。大変な人気です。
曲間で司会の白木ちづるがMC。「サマーコンサートは5度目の開催」と説明されました。プログラム2曲目は、酒井格作曲(渡邊一毅編)/たなばた ~The Seventh Night of July~。もうすぐ七夕なので、季節感のある選曲です。左から、B♭、B♭、バス、アルト、B♭の五重奏です。MCによると、出版社が設定した難易度が「超級」とのこと。テンポが速い。低音の存在感があります。クラリネットだけで十分楽しめるいい編曲で、演奏のレベルが高いためか、そんなに難しそうには見えない演奏でした。
プログラム3曲目は、メンケン作曲(西條太貴編)/「リトル・マーメイド」より。左から、B♭×3(立って演奏)、バスの四重奏。「Part of Your World」と「Under the Sea」の2曲を演奏。2曲目の「Under the Sea」はアクセサリーを身につけて演奏。B♭の息漏れの音が大きいのが気になりました。
プログラム4曲目は、天野正道作曲/ドゥ・ダン。MCによると、クラリネット八重奏曲の定番曲だが黒笛音楽隊では初めて演奏するとのこと。RYUKOKU Clarinet × Percussion Ensemble 2025で聴きました。左から、E♭、B♭×4、アルト、バス、コントラアルトの八重奏。第1楽章「Danse Melancholique」はアルゼンチンタンゴで、冒頭のフレーズがよく揃っていて響きが濃い。第2楽章「Danse Antipathique」はリズミカルで、突然終わります。
休憩後の後半はクラリネットオーケストラステージ。19名で演奏。男性メンバーは少なく3人だけです。前列は左から、E♭、B♭×6。後列は雛壇の上で、左から、B♭×6、アルト×3、バス×3。B♭でチューニング。指揮は品川健。指揮台はなし。プログラム5曲目は、スターク作曲/タクミズ・ブギ。バスクラリネットからはじまって7拍子の曲。演奏後のMCによると、もともとはピアノ連弾曲とのこと。
以降の演奏は、バスクラリネットの隣に弦楽器のコントラバス(客演)が加わりました。プログラム6曲目は、エルトン・ジョン+ハンス・ジマー作曲/映画「ライオン・キング」より。7曲を続けて演奏。「Circle of Life」は私も吹奏楽で演奏したことがあります。「Can You Feel The Love Tonight」がいいメロディー。最後の「I Just Cant't Wait To Be King」は華やか。
プログラム7曲目は、ガーランド+ウィナー+ウォーレン作曲(金山徹編)/グレン・ミラー・セレクション。4曲を続けて演奏。「In the Mood」は京都橘高校吹奏楽部のマーチングをイメージしてしまいますが、クラリネットらしい柔らかい響きが魅力。「Little Brown Jug」は茶色の小瓶。「String of Pearls」(真珠の首飾り)も聴いたことがあります。
プログラム8曲目は、ロイド・ウェバー作曲/ミュージカル「オペラ座の怪人」より。高校の吹奏楽部で演奏したことがあるので懐かしく聴きました。第5回京都市立芸術大学サクソフォン専攻生によるアンサンブルコンサート「Saxtation」ではサクソフォン10重奏+ピアノ伴奏で聴きました。劇団四季のミュージカルの予告編で流れる「The Phantom of The Opera」は後半に登場します。
拍手に応えて、アンコール。品川が曲を紹介して、ストレイホーン作曲/A列車で行こうを演奏。15:20に終演しました。1時間半後に夕公演が開演です。
夕公演のお客さんは、昼公演よりも少なく8割程度。夕公演は上手側の席で聴きました。
前半はクラリネットアンサンブルステージ。プログラム1曲目は、チャイコフスキー作曲(スタッブス編)/ナッツクラッカー・サプライズ。バレエ音楽「くるみ割り人形」のアレンジと思いきや、そうではありませんでした。バスクラリネット×3で演奏しましたが、もともとはB♭×3のアレンジのようです。立って演奏。「Ⅰ.Dance of the Knock Kneed Fairy」は、「白鳥の湖」の「小さな白鳥たちの踊り」のアレンジ。途中でクラクションみたいな音を出します。「Ⅱ.Sugar Plum Swing Out」は、「くるみ割り人形」の「金平糖の踊り」のスウィングアレンジ。「Ⅲ.Tango」は何でしょうか?
プログラム2曲目は、メンケン作曲(西條太貴編)/「リトル・マーメイド」より。夕公演のほうがB♭×3のフレーズのつながりがよくていい演奏。
プログラム3曲目は、酒井格作曲(渡邊一毅編)/たなばた ~The Seventh Night of July~。躍動感やフレーズ感が夕公演のほうがうまい。やりきった感がある演奏。
プログラム4曲目は、天野正道作曲/ドゥ・ダン。響きがまとまって昼公演よりもいい。
休憩後の後半はクラリネットオーケストラステージ。プログラム5曲目は、スタルパース作曲/クラウナリー・フォー・クラリネッツ。冒頭はスケールだらけ。中盤はスウィング調でムーディー。最後はバスクラリネットの一音で終わりました。MCによると、クラウナリーは道化の意味とのこと。
以降の演奏は、昼公演と同様にコントラバス(客演)が加わりました。品川は以降の曲は指揮棒なしで指揮しました。プログラム6曲目は、エルトン・ジョン+ハンス・ジマー作曲/映画「ライオン・キング」より。「Be Prepared」がいい曲。バスクラリネットが伴奏で、B♭クラリネットもまとまりがあります。最後の「I Just Cant't Wait To Be King」は輝かしい。上手側の席だと、バスクラリネット×3がよく聴こえました。
プログラム7曲目は、ピアソラ作曲(かとうまさゆき編)/ブエノスアイレスの春。京都市立芸術大学 芸大祭2017「弾丸はチョコレイト」の「学生コンサート」や神尾真由子&N響メンバーによるアンサンブル「四季」×「四季」で聴きました。アルト×3→バス×3の順にスタート。中盤はバスクラリネットソロからE♭クラリネットソロ。
プログラム8曲目は、ロイド・ウェバー作曲/ミュージカル「オペラ座の怪人」より。クラリネットだけでも十分聴ける演奏で、スタミナ切れなどは感じませんでした。
品川が「2回は初めてさせていただいた」とMC。アンコールはストレイホーン作曲/A列車で行こうを演奏。18:50に終演。
1日2公演で大変お疲れさまでした。全体的に昼公演よりも夕公演の方がいい演奏でした。リードミスも減って、演奏も年々レベルアップしているように感じました。ただし、穴(トーンホール)に唾がたまって演奏中に息で吹き飛ばそうとする音がけっこう耳につきました。私も吹奏楽部にいたときにやったことがありますが、プロならどうやって解決しているのか気になりました。