関西6オケ!2024
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2024年4月20日(土)13:00開演 フェスティバルホール 山下一史指揮/大阪交響楽団 尾高忠明指揮/大阪フィルハーモニー交響楽団 下野竜也指揮/兵庫芸術文化センター管弦楽団 藤岡幸夫指揮/関西フィルハーモニー交響楽団 飯森範親指揮/日本センチュリー交響楽団 沖澤のどか指揮/京都市交響楽団 堀江政生(司会進行) 座席:S席 2階1列50番 |
毎年4月に開催されている「大阪4オケ」が、今年は10周年を記念して「関西6オケ!2024」として開催されました。「大阪4オーケストラ活性化協議会 2024−2025シーズンプログラム共同発表会」(2023.11.27)で発表されて、すぐに行くことに決めました。第62回大阪国際フェスティバル2024としての開催で、今回初めて聴きました。
2013年4月に現在のフェスティバルホールが開館して、大阪4オケは2015年4月に「大阪4大オーケストラの響宴」としてスタートしました。2018年まで続いて演奏順が一巡したところで、5年目の2019年は「大阪4オーケストラの響宴・特別企画 4オケ・スペシャル~佐渡裕&4楽団合同オーケストラ~」として、佐渡裕が合同オーケストラを指揮して、「惑星」と「アルプス交響曲」を演奏。2020年からは「4オケの4大シンフォニー」として、交響曲が4曲演奏される形式で開催されました。コロナ禍の2020年も、2021年3月に振り替えて開催しました。
10年目の今年は、大阪4オケに加えて、兵庫芸術文化センター管弦楽団と京都市交響楽団が加わり、関西6オケに拡大しました。兵庫芸術文化センター管弦楽団も京都市交響楽団も初出演で、京響が出演するとは夢にも思わなかったので、すばらしい企画力です。本公演は6つのオーケストラがそれぞれ約30分の演奏を披露します。13時に始まって18時に終演予定のなんと5時間の長丁場で、途中に休憩が2回入ります。当日にゲネプロができないため、前日にフェスティバルホールでリハーサルが行なわれました。
チケットは、12月23日から発売。チケット代はS席で13,000円でした。チケットはフェスティバルホール窓口で当日に発券できました。12:00に開場。当日券はS席のみ発売されましたが、ほぼ満席でした。プログラムのMember Listは、本公演に出演するメンバーのみが記載されていて、丁寧な作りで高評価。客演奏者を含めて名前が載っていて、見ているだけで楽しい。
12:40からプレトーク。司会進行の堀江政生(朝日放送テレビアナウンサー)が登場。「写真タイム」があることを初めて知りましたが、席から立たずに撮影することや動画はダメなどの注意事項を説明した後、出演順に合わせて、左から、堀江政生、山下一史、尾高忠明、下野竜也、藤岡幸夫、飯森範親、沖澤のどかが並びました。この6人の指揮者が一堂に揃う機会は二度とないと言ってもいいでしょう。堀江から「ここを聴いてを1分で」というお題で、山下から順番に答えました(後述します)。最後に、堀江から「演奏が終わるたびに、2名ずつ抽選する」とプレゼント抽選会の説明。抽選会は大阪4オケ恒例のようです。
山下一史指揮/大阪交響楽団
R.シュトラウス作曲/歌劇「ばらの騎士」組曲
トップバッターは大阪交響楽団。2022年度から常任指揮者を務める山下一史が指揮します。山下は昨年に続いて大阪4オケには2回目の出演です。プレトークで山下は「常任指揮者2年目で、大好きなリヒャルト・シュトラウスを指揮できるのは喜び」と語りました。プレトークで触れられませんでしたが、2028年3月まで常任指揮者の任期が延長されることが先日発表されました。
コンサートマスターは森下幸路(首席ソロコンサートマスター)。山下は譜面台なしで指揮。山下は速めのテンポで、ほとんどテンポを変えずにインテンポで指揮。テンポをよく揺らした大植英次(第5回 大植英次 中学・高校吹奏楽部公開レッスンコンサート)とは対照的で、もう少しテンポを変えて表情を作り出してもいいでしょう。ドイツ風の硬めの音色で引き締まった響き。ワルツも暗めで、ウィンナワルツの雰囲気とは違います。金管楽器が大きめ。
演奏後に写真タイム。舞台転換の時間を利用して山下と堀江がトーク。山下は「昨年もブラームスの交響曲第3番でトップバッターだったが、早く終わると客席で聴ける」とメリットに感じているようです。また、「次の尾高先生は、昨日のリハーサルを客席で聴いた。絶品です」と紹介しました。写真タイムはここまでで、最後にプレゼント抽選会。8月の演奏会のペアチケットが2名に当たるとのこと。抽選ボックスを抱えたスタッフが登場。山下が箱から座席番号が書かれた紙を引いて、座席番号を読み上げました。
尾高忠明指揮/大阪フィルハーモニー交響楽団
エルガー作曲/エニグマ変奏曲
大阪フィルハーモニー交響楽団は2018年度から音楽監督を務める尾高忠明が指揮。尾高は名誉音楽監督を務める札幌交響楽団第659回定期演奏会(2024.2.24&25 札幌コンサートホールKitara)を肺炎の診断を受けて前日に降板しました(藤岡幸夫が前半2曲を代役で指揮)。心配していましたが、休養を経て無事に出演しました。尾高は大阪4オケには今回で5回目の出演です。尾高忠明が指揮する大阪フィルハーモニー交響楽団を聴くのは今回が初めてでした。
プレトークで尾高は「この曲は26年ぶりに指揮する」と話しました。調べたところ、大阪フィルハーモニー交響楽団第315回定期演奏会(1998.2.24)で指揮したようです。エルガーの奥さんのアリスについてなどを話しました。体調は回復されたようで、問題ありませんでした。
コンサートマスターは、須山暢大(コンサートマスター)。尾高はいつものように指揮棒なしで指揮。先ほどの大阪交響楽団よりも解像度がアップしました。大フィルは普段からフェスティバルホールで定期演奏会を開催しているので、本拠地の利はあるでしょう。アーティキュレーションがはっきりして、メリハリがあります。この曲を全曲を聴くのは初めてでしたが、こんなにシンフォニックな曲だったとは知りませんでした。第4変奏(W.M.B.)は、金管楽器をバリバリ言わせました。ティンパニから始まる第7変奏(Troyte)はスピード感があります。有名な第9変奏(Nimrod)は、弱音からはじめて壮大に描きます。第11変奏(G.R.S.)はティンパニが強めで、変奏の性格が出ています。第13変奏(***)は、ティンパニを別にもう1台使用。終曲は打楽器と金管楽器がよく鳴って華やか。
演奏後は、堀江が今回は6オケになった感想を聞くと、尾高は「そのうち8オケになるかもしれない」とおどけて、「曲が長くなくて、仕事としては楽になった」と笑わせました。「みなさんが6時までもってくれるか心配」と話し、「大フィルはじじいとばばあと思ってるかもしれないがこんなに若いんですよ。26年前より相当うまいオケになった」と称賛し、「今でも朝比奈先生のDNAは残っている」と語りました。抽選会は5月公演のペアチケット。小太鼓のロールで、最後にシンバルの効果音付きで、客席から拍手。
14:20から20分間休憩。場内アナウンスは日本語に続いて英語も流れました。本公演が大阪国際フェスティバルとしての開催だからでしょうか。
下野竜也指揮/兵庫芸術文化センター管弦楽団
兵庫芸術文化センター管弦楽団は下野竜也が指揮。下野も兵庫芸術文化センター管弦楽団も大阪4オケには初めての出演です。下野は、NHK交響楽団正指揮者、札幌交響楽団首席客演指揮者、広島ウインドオーケストラ音楽監督、広島交響楽団桂冠指揮者を務めています。プレトークで下野は「本当は(芸術監督の)佐渡裕さんが指揮するべきだと思うが…。私だけ座付きの指揮者ではない」と言って笑わせましたが、「兵庫芸術文化センター管弦楽団は若々しさと勢いがある」と紹介。「もともと続けて演奏される曲ではないが、2曲続けて演奏する」と説明しました。2曲ともあまり知られていない曲です。
コンサートマスターは、田野倉雅秋(コンサートマスター)。2019年まで大阪フィルハーモニー交響楽団で首席コンサートマスターを務めていました。他のオーケストラと比べて、外国人の奏者が多い。1曲目のペルト作曲/カントゥス―ベンジャミン・ブリテンの思い出には1977年の作品。鐘から始まり、弦楽器のみで演奏。同じメロディーを繰り返します。鐘の余韻を残して、続けて2曲目のブリテン作曲/シンフォニア・ダ・レクイエムへ。打って変わって、緊張度が高い音楽ですが、丁寧な演奏で迫力十分。第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンとヴィオラの一体感があります。技術的に他のオーケストラと遜色がなく、下野も難曲をよくまとめました。重要な役割を果たすサクソフォンは、Kyoto Music Caravan 2023「サクソフォーン四重奏コンサート」などに出演した福田彩乃が「エキストラ・プレーヤー」として出演。ホルンとバスクラリネットの間で演奏しました。
演奏終了後に下野は「PACにはアカデミーの要素がある。定年は3年で、平均年齢は30代」「最初に指揮した頃はカオスで、自己主張が強かったが、オーケストラの枠ができた。まず何がしたい?が先で、まず合わせようではない」と意識の違いを紹介。抽選会のプレゼントは、チケットではなくオリジナルグッズでした。下野が「老眼で…」と言ったので、堀江が紙を遠ざけると、下野は「さすが関西ですね。前に京響でやってひどい目にあった」と暴露しました。
藤岡幸夫指揮/関西フィルハーモニー交響楽団
シベリウス作曲/交響曲第5番
関西フィルハーモニー管弦楽団は2007年度から首席指揮者を務める藤岡幸夫が指揮。今年で25年目のシーズンを迎えました。藤岡は大阪4オケは6回目の出演です。藤岡を聴くのは、京都大学交響楽団第179回定期演奏会以来ひさびさです。プレトークで藤岡は「最も愛する交響曲。第1楽章は魂の狂喜。第3楽章は銀のリボンのように白鳥が飛ぶが、ここだと分かるように(両腕を広げて)指揮する。最後は拍手しそうになるけど、6回あるので待ってほしい」と聴きどころを紹介。藤岡幸夫のX(@sacchiy0608)によると、関西フィルとこの作品を指揮するのは6回目とのこと(そのうち1回はスタジオ録音)。
もともと二管編成のオーケストラなので、あまり人数が多くなく、シンプルな編成で打楽器はティンパニのみ。コンサートマスターは木村悦子。ヴィオラの客演トップ奏者は、柳生厚彦(元京都市交響楽団首席ヴィオラ奏者)でした。演奏はイギリス流と言っていいような響きが上品。木管楽器の音色が融合していて不思議な音色で、25年目の一体感のなせる業でしょうか。コンサートマスターの木村が前のめりの姿勢でリード。フェスティバルホールを大きな音量で満たせるようにがんばっていました。第1楽章はホルンがややモゴモゴしているのが残念。トランペットはもう少し高らかに響いてほしい。第3楽章はトランペットのメロディーで、藤岡がプレトークで話していたような鳥が翼を広げたような指揮。最後の6発は、間を空けて和音が変わったことがはっきり分かりました。
演奏後は、藤岡は「関西フィルとは25年の長い付き合い。毎年40公演くらい振ってるので、さっき山下(一史)さんに「1000回振ってる?」と言われた。江戸っ子だけど、関西のほうが文化度が高い」と話しました。堀江の息子が関西フィルのコンマスという話題になり、堀江は「お世話になっています。今日は家にいる」と話しました。関西フィルハーモニー管弦楽団「第九」特別演奏会でコンサートマスターを務めた堀江恵太(アソシエイト・コンサートマスター)のことですね。抽選会はティンパニのロールで発表。16:07から休憩20分。時間どおりに進行しています。
飯森範親指揮/日本センチュリー交響楽団
ドビュッシー作曲/「海」 管弦楽のための三つの交響的素描
日本センチュリー交響楽団は2014年度から首席指揮者を務める飯森範親が指揮。飯森は大阪4オケには最多となる7回目の出演です。飯森を聴くのは、大阪音楽大学第62回定期演奏会以来です。プレトークで飯森は「海は50年近く同じスコアを使っている。葉山の海とドビュッシーの海は似ている。ハイドンマラソンで培った音色の妙をお楽しみいただきたい」と話しました。
コンサートマスターは松浦奈々(コンサートマスター)。飯森は譜面台なしで指揮。各パートをはっきり聴かせて見通しがよい。他のオーケストラに比べて、キャラクターが明確です。弦楽器と管楽器のバランスもよく、音符が短めで重くならないので、さっぱりした演奏ですが、フランスらしい香りはあまりしません。以前と比べて技術的にはすごくうまくなりました。小曲俊之(首席奏者)のトランペットソロはブラボー。第1楽章「海上の夜明けから真昼まで」は速めのテンポで、コントラバスのピツィカートが大きい。第2楽章「波の戯れ」も速めで、後半は速いテンポ。第3楽章「風と海の対話」も速いテンポ。237小節からのファンファーレはなし。
演奏後に、ホルン奏者の鎌田渓志が飯森に呼ばれて前に。堀江と同郷とのこと。飯森は4オケ最多出場になったことを聞かれて、「東京ではできない企画。裏方の協力もあって、本当にお祭り。センチュリーは首席指揮者11年目だが、今年度で降りるので、他のオーケストラと共演する機会があるかもしれない。センチュリーは軌道に乗りつつあるオーケストラ。ハイドンマラソンはあと9曲だけ」と話しました。ここまでオーケストラを育てた飯森に拍手。
沖澤のどか指揮/京都市交響楽団
プロコフィエフ作曲/「ロメオとジュリエット」組曲からセレクション
京都市交響楽団は昨年度から第14代常任指揮者を務める沖澤のどかが指揮。沖澤はもちろん大阪4オケに初出演で、沖澤が大阪で指揮するのも初めてです。沖澤は前週の13日(土)は、台湾の臺北市立國樂團(Taipei Chinese Orchestra)に客演して、芥川也寸志や外山雄三や伊福部昭などを指揮しました。本公演の前日の19日には松井孝治京都市長(京都市交響楽団長)を表敬訪問して、京響の今後について意見交換したとのこと。
プレトークで沖澤は「演奏順が先に決まっていたので、最後は死だろうと思って、大好きなプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」の二人が登場する曲を選んだ」と選曲した理由を説明。京都市交響楽団第682回定期演奏会でのベートーヴェン「交響曲第4番」もそうでしたが、選曲の考え方がユニークです。また「京響のよさは決め所でばっちり決めるところ」と話しました。関西の印象は「関西は道端で声をかけてくださる。来るときにも道を聞かれたので、美術館に案内した」と驚きのエピソードを紹介。最後に「京都に来てください」とアピールしました。
コンサートマスターは泉原隆志(コンサートマスター)。隣に岩谷弦(アシスタント・コンサートマスター)。沖澤は上着が半袖の衣装でした。ピアノとチェレスタは、映画「にしきたショパン」で編曲を担当した沼光絵理佳。サックスはファゴットの右にいました。
堀江は「組曲から7曲を演奏」と紹介しましたが、8曲あったように感じました。第1組曲から第3組曲まで20曲ありますが、第1組曲と第2組曲からの抜粋でした。ホールを十分満たしてオーケストラとしてのまとまりがすごくいい。音色の統一感と高級感もすばらしい。関西6オケで間違いなく一番うまいオーケストラで、表現力がありすぎるほど。もう一度聴きたい名演でした。
1曲目は「モンタギュー家とキャピュレット家」(第2組曲第1曲)。悲劇的な「前奏曲」に続いて、19小節から跳躍のある有名なメロディー。バストロンボーンとテューバが音を割って苦しそうに吹きました。54小節の十六分音符×2の前打音を強調。最後のティンパニの4発は、テンポを落とさずそのままのテンポで演奏。2曲目は「少女ジュリエット」(第2組曲第2番)。冒頭のVivaceの躍動感が軽妙で、その後のテンポの緩急をよく利かせます。3曲目は「踊り」(第2組曲第4曲)は打楽器のリズムに乗ってオーボエが歌います。4曲目の「仮面」(第1組曲第5曲)も成熟したアンサンブルで安定感があります。5曲目は「ロメオとジュリエット」(第1組曲第6曲)に続いて、6曲目は「ティボルトの死」(第1組曲第7曲)は、冒頭のチェロの連符から速いスピードで駆け抜けます。154小節からのティンパニの15発では、沖澤は上下に腕を振り下ろしました。最後の15発目を強めに演奏。190小節からの小太鼓は、スコアには「ad libitum a2」の指示があり、ここまではホルンの左に置かれた小太鼓で演奏していましたが、テューバの右に置かれたもう1台の小太鼓を追加して、ステレオ効果を生み出しました。18日の京都市交響楽団練習場でのリハーサルの写真でも、この小太鼓の位置だったことが確認できます。舞台効果も生かした演奏で、もはやただ者ではないすごさを感じました。7曲目の「別れの前のロメオとジュリエット」(第2組曲第5曲)は、50小節からのホルンが貫禄があって格調高い。沖澤の指揮は柔らかく、オーケストラをかき回すような指揮。8曲目 「ジュリエットの墓の前のロメオ」(第2組曲第7曲)はヴァイオリンの全奏に続いて、67小節からのティンパニの強打が強烈。最後のピッコロのpppの弱奏が最高。こんな終わらせ方を考えた沖澤は本当にすごい。
演奏後に、沖澤は「レパートリーの幅を広げたい。関西で聴けない曲を京都でやりたい。お客さんの集中力がすばらしかった。お疲れさまでした」と話しました。抽選会はティンパニのロール。座席が読み上げられましたが、客席から手が上がらず、周囲の人が「帰った」と叫んで再抽選。その後に、なんとこれまでのプレゼント全部(チケット10枚と兵庫芸術文化センター管弦楽団のオリジナルグッズ)の当選者の抽選。この大役も沖澤が務めました。
最後に、堀江が「みなさんにほめていただきたい人がいる」と話して、舞台スタッフが30人くらいずらっとステージに並びました。楽器の積み込みなども担当したとのことで、予想以上に多い。客席から大きな拍手。予定通り18:00に終演しました。
いつもの演奏会とは違って、同じステージで複数のオーケストラが続けて出演して、出てきていきなり本番なので、オーケストラは一発勝負の集中力が必要です。吹奏楽コンクールのようなノリと言えるでしょう。出番でない指揮者は客席で聴いていたようで、藤岡幸夫のXによると、1階席(BOX席の後ろ)の左端の席に座っていたようです(藤岡幸夫と下野竜也と沖澤のどかの3ショットの写真が掲載されています)。尾高忠明も「ほかの指揮者の演奏が聴けるのでいい」と記者会見で語っていました。5時間が長く感じられませんでした。また聴きに行きたいです。
余談ですが、ひさびさに京阪中之島線に乗って行きました。フェスティバルホールの最寄り駅の渡辺橋駅の地下にMINAMO(ミナモ)がありますが、平日しか営業していないようで、土曜日はシャッターが閉まっていてさみしい状態でした。